
ヘルパー時間数を獲得!身体障がい者が理想の地域生活を手に入れる方法
身体に障がいがあっても…。
- これから地域で一人暮らしを始めたい!
- 今は家族と同居ではあるが、親元から離れ自立した生活を送りたい!
- 自立したいと言っている身体障がい者を支援したい
と思ったら。
まず必要になるのは、ヘルパー時間数の給付を受けることです。
だって、
日々の食事。掃除洗濯。お買い物。お風呂、整容、排せつ。ひとりでは出来ませんよね?
さらに、
- 趣味や遊びもしたい
- 息抜きやリラックス癒しの時間も欲しい
- 落ち着いたら、お仕事もしたい
- なんて、あなたの頭には未来予想図、描いていませんか?
そう思うのが、普通の人間です。障がいがあっても、そこは胸を張って求めてよいのです。
法務省の人権擁護機関も,ノーマライゼーションの理念を一層定着させ,障害のある人の自立と社会参加を更に促進するために,様々な啓発活動に取り組んでいます。
出典元:引用-障害を理由とする偏見や差別をなくしましょう
だって人間だもの。
(by 「みつを」さんだって言ってますよね^^)
では、どうやったら、自分の希望のヘルパー時間数を支給してもらえるのでしょうか?
あなたが地域でハッピーな自立した生活を送るために、十分なヘルパー時間数を支給してもらうことは、必須です。
ここでは、
- 日常生活をストレスなく、充実させたい身体障がい者
- ヘルパーのサポート時間をもう少し増やしたいと思ってる身体障がい者
- これから一人暮らしや退院するけれどヘルパー時間数が足りるか不安な身体障がい者
のような方へニーズやお悩みを解決し、障がいがあっても理想の人生を手に入れる自分の理想のヘルパー時間数を給付してもらう方法を、障がいを負ってから20年。相談支援専門員、ピアカウンセラーとして15年のキャリアと実体験を持つ山口が伝授しちゃいます!
専門用語が多く疲れてしまうので、リラックスして読みやすいところから読んでみてくださいね^^
ヘルパーの時間数別 お悩みの整理!
まずは、ヘルパーの時間数についてお悩みを整理しましょう。整理する必要があるのは、どのタイプによってか、対策や行動が異なるからです。
あなたは、どのタイプ?
- 市区町村の担当窓口に行っても口頭では中々伝えきれない
- 担当窓口に伝えても独自の行政のルールで支給決定が降りない
- そもそも相談員や担当ケースワーカーに聞いてもらえず感情的になってしまう
- 一方的に要求するのがわがままだと捉えられてしまうのが怖い
- 相談できる人やサポートしてくれる人が誰もいないので動けない
そんな理由などで、結局悶々としている中で事が何も進まない。ますます将来が不安になり、希望がない。という日常を送っている、身体障がい者やその支援者も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな状況を1歩でも2歩でも突破するためにヒントをお伝えしたいと思います。では、どのような人がヘルパーの時間数を増やしたらどんな事ができるようになるのか?をご紹介いたします。
- 買った食事だけ食べている方が、健康的な食事が食べられるようになる
- 掃除ができず、ホコリだらけの家がきれいに快適に過ごせるようになる
- 週数回のお風呂で、頭がかゆかったり、ベタベタが気なる方が、お風呂の回数が増やせる
- 月数回の外出しかできないかたが、もっと社会参加の回数を増やす
- 習い事や勉強をして、生きる力をUPできる
そんな事が可能になります。
なので、ヘルパー介助者が必要である限り、ヘルパー時間数の支給決定の獲得は避けては通れない道です。ですが、そこには大きな壁が立ちはだかることでしょう。そして、自分のヘルパー時間数のことで行政にお願いしてくことは、断られた時に自分を否定された気分になったり、分かってもらえないことによる苛立ちや悲しみを抱くこともあるでしょう。
それに耐えられず挫折したり諦める方が多くいらっしゃると思います。あなたが未来を切り開きたいのなら、ネガティブな感情に巻き込まれず、あなたの幸せな未来のために、私たちがサポートし応援したいと思っております。これからポイントをお伝えしますので、一緒に頑張っていきましょう^^
ヘルパーの時間数をしっかり支給してもらうには?
まず、前提として押さえておきたいことは、「ヘルパーのサポート得たい!」と思ったら、障がい者福祉サービスを利用する必要があります。そのための、「受給者証」の発行はお済でしょうか?
事前チェックポイントとして、受給者証発行までの流れを確認しておきましょう。
どひゃー!!
「こんなにあるの?何かよくわからないし、難しそうだし、めんどくさい。。。」と思ったそこのあなた。
たしかに、日本の福祉制度や障がい者福祉サービスを利用して、ヘルパーさんの介助サポートを得るのは、色々な手続きが多く、難しく感じるかもしれません。ですが、ここを乗り越えないと、残念ながらあなたがが地域で一人暮らしをしてハッピーで自立した生活を送ることができません。
ひとつずつ、分解して進めば決して難しくないので、ゆっくり解説しますので、一歩ずつ一緒に進めていきましょうね^^
ヘルパー時間数の給付の証。受給者証!
さて、問題の「受給者証」発行はお済でしょうか?手元にございますか?
ない場合は、
サービス等利用計画の作成
まで、進めなければいけません。まず、行政窓口で相談し、地域の相談支援事業所に相談して、サービス等利用計画書を作成していただいてください。
もちろん、株式会社LIFEクリエイトでもサービス等利用計画の作成を請け負っておりますので、下記リンクよりすぐにお申込みください!
気軽にご相談だけでもOKです!
ヘルパー時間数の獲得への道!
あなたの理想のヘルパー時間数を獲得するには、何段階かステップを踏む必要があります。そのステップをまとめてみたので、下記を参考にしてみてください。
- 自分はどんな生活をしたいか、付箋やノートに書き出す
- ヘルパー時間数の1週間のスケジュール表を作成
- ヘルパー時間数スケジュール表の時間割、ケア内容を明確にする
- 1か月のヘルパー時間数を計算する
- ヘルパー時間数を獲得の理想の相談員またはサポーターを見つける
- サポーターと一緒に行政窓口でヘルパー時間数の希望を伝える
- ヘルパー時間数の支給決定
- ヘルパー時間数を訪問介護事業者と契約
- ヘルパー時間数を使ったサービス開始
9項目と、獲得への道のりは長く感じるかもしれませんが、1つ1つを整理することであなたの理想のヘルパー時間数獲得を目指すことが可能になります。ちょっと大変かもしれませんが、一緒にサポートしてくれる方を見つけ、順序立てて組み立ててみましょう。私も応援していますので、ぜひ頑張ってみましょう!
1.自分はどんな生活をしたいか、付箋やノートに書き出す
ここからは、ステップ1~9を解説していきたいと思います。まず、自分はどんな生活を日々送りたいのか。イメージしてみましょう。そして、付箋紙に書き出してみましょう!ここで大事なのは「書き出す」ということです。頭の中で考えていても、中々整理されていきません。間違えてもOK!とにかく、書き出すということが大事なのです。書き出すことで、よりイメージも膨らんでいくことでしょう。ぜひやってみてくださいね^^
例えば、
- お風呂は週3回入りたい。
- 食事は1日3回とりたい。
- 週1回は外出したい。
- 週1回はリハビリに通院する。
などなど、思いつくままにノートや付箋に書き出してみましょう!あくまでここでは理想段階なので、遠慮はいりません!「こんなこと言ったらわがままなのかな?」「言ってもどうせ受け入れてもらえないかも?」そういった思考が頭をよぎっても無視して、とにかく楽しい生活をイメージして書き出してみましょう!そして、だんだんと日々の地域生活をイメージしてみてください。そうすることで、あなたの理想の生活がだんだんと見えてきます。いきなり高い目標というよりは、まずは日々ストレスなく安心して安定することを優先していきましょう。チャレンジは安定してからでもできますので、焦らずにいきましょう。
2.ヘルパー時間数の1週間のスケジュール表を作成
自分の理想の生活を洗い出したら、イメージが膨らんでくると思います。ワクワクしてきませんか?これがあなたが自分自身で生活を創るということです。そして、ヘルパー時間数をしっかり獲得すれば、すべて手に入る理想の生活です。これを実行できるということは、この上ない喜びですよね!「そんな夢みたいな話あるの?」もちろんあります!あなただって健常者と同じように理想の生活を手に入れて良いのです!それでは次に、そのやりたいことを1週間のスケジュール表に落とし込んでいきます。
(例)
月曜日は1日なんとなく、こんなタイムスケジュールで生活したい!
- 8:00起床
- 8:00~9:00お風呂
- 9:00~9:30車椅子へ移乗
- 9:30~10:00整容、朝食
- 12:00~13:00昼食
- 13:00~14:00訪問看護
- 17:00~18:30夕食
- 21:00~22:00就寝
こんな具合です。1週間のスケジュールを思うがままにどんどん埋めていきましょう。一気に7日間埋めるのが大変な場合、まず1日だけ書き出してみても良いでしょう^^
3.ヘルパー時間数スケジュール表の時間割、ケア内容を明確にする
ステップ2でなんとなく1週間のスケジュールを立てたら、その時間帯でのケア内容を明確にしていきます。合っている、合っていないとか、正しい、正しくないとか、できる、できないとかは一旦端に置いておいて、自分の考えだけでけっこうですので、ヘルパーさんにどんなケア内容をしてもらいたいか考えてみましょう。
そうすることで、正確なヘルパー時間数を正しく計算することができ、第三者へ正確にあなたの理想の生活を伝えることが可能になります!
(例)
- 8:00~9:00お風呂
具体的なケア内容:準備、車椅子移乗、洗髪、洗体、入浴、整容、更衣 - 9:00~9:30車椅子へ移乗
具体的なケア内容:車椅子移乗、整容 - 9:30~10:00朝食
具体的なケア内容:準備、食事、片付け - 12:00~13:00昼食
具体的なケア内容:準備、食事、片付け - 13:00~14:00訪問看護
具体的なケア内容:清拭、足浴 - 17:00~18:30夕食
具体的なケア内容:買い物、調理、準備、食事、配下膳 - 21:00~22:00就寝
具体的なケア内容:ベッドメイク、服薬、歯磨き、車椅子移乗、更衣
こんな具合で、細かく、何をやってもらうのか、何をやるのか書き出してみましょう。毎日同じこともあるので、1日のパターンができれば、おおよそ1週間も完成していきます。計算用のエクセルシートが欲しい方は、以前私が使ったものを無料でプレゼントいたしますので、LINE@に登録して「計算用エクセルシート希望」とメッセージくださいね!
4.1か月のヘルパー時間数を計算する
それぞれのケア内容が明確になってきたら、あらためて1週間、1か月のヘルパー時間数を計算していきましょう。基本的には、下記の数式で1か月分を出すことができます。
1週間ヘルパー時間数 × 4.5週 = 月間総ヘルパー時間数
これがあなたの現時点での理想のヘルパー時間数の目安になります。
例えば、
月曜日3時間、火曜日5時間、水曜日4時間、木曜日5時間、金曜日3時間、土曜日4時間、日曜日5時間。
3+5+4+5+3+4+5=1週間合計29時間
1週間合計29時間×4.5週=月合計130.5時間
つまり、あなたが理想の生活を送るために必要なヘルパー時間数は、月130.5時間となるのです。
5.ヘルパー時間数を獲得の理想の相談員またはサポーターを見つける
ここまでいかがでしょうか?あなたの夢の生活が、サポーターとともに実現する世界がイメージできてきたでしょうか?もうちょっとですので、頑張ってくださいね。このステップ4までは、相談支援事業所の相談員さんや、先輩身体障がい者の方が身近にいたら一緒に手伝ってもらいましょう。もちろん私もお手伝いしますよ^^
ただ、相談支援事業所の相談員さんによっても、真剣に取り組んでくれる方とそうでない方がいるので要注意!否定的な相談員さんにはあまり相談しないようにしましょう。
自分のほうがやる気が無くなりまいってしまいます。ここまでは、主観で自由に作ってきたとおもいますが、行政に支給申請を出すには、客観的視点を求められることが多くあります。なので、第三者のサポーターを見つけることはとても重要です。第三者と一緒に自分のプランをさらに精査していきましょう。ダメと言われたら直せばいい。そんな心構えでOKです!
6.サポーターと一緒に行政窓口でヘルパー時間数の希望を伝える
心強いサポーターを手に入れたところで、行政の担当ケースワーカーへ、ヘルパー時間数の支給決定を申請しましょう。申請の方法は、行政によって異なりますので、担当ケースワーカーまでお問い合わせください。
くれぐれも、担当ケースワーカーも人ですので、感謝の意を持って円滑なコミュニケーションを行うことがとても重要になります。敵対すると、せっかくのヘルパー時間数が獲得できず、理想の生活を手に入れるまでものすごい時間がかかってしまうので、注意しましょう。
7.ヘルパー時間数の支給決定
無事に行政の許可が下りましたら、あなたの理想のヘルパー時間数の支給決定となります。あなたの必要なヘルパー時間数が記載された、受給者証とともに認可が下りることになります。
ここまでよくきました!おめでとうございます!
ヘルパー利用まであともうちょっとです。頑張ってくださいね!
8.ヘルパー時間数を訪問介護事業者と契約
ヘルパー時間数が支給されたところで、日々の生活を支えてくれる事業者と契約しましょう。ここでは地元の情報が重要になってきたりしますので、口コミやインターネットを駆使して調べてみましょうね!
事業所選びは、ひとりで抱えず、相談員さんとともに行政のケースワーカーさんなど色々なところの話を聞きながら、相性の合うところを選びましょう。まずは、事業所の管理者の方とお会いすると思うので、直観で選ぶのも良いかもしれません。下記の、WAMNETから全国の事業所情報を検索できますので、ぜひご活用くださいね^^
★WAMNET★
福祉医療機構が運営する福祉の総合情報サイト
9.ヘルパー時間数を使ったサービス開始
さあ!いよいよサービスの開始です。
最初はヘルパーさんも慣れないことがあり、コミュニケーションが大変なところもありますが、管理者さんやサービス提供責任者さんとコミュニケーションを取りながら、自分のニーズや希望をはっきりと伝えていきましょう。
自分があいまいな希望を出すと相手も混乱してしまうので、あえてはっきりいうことを心がけていきましょう。
最後に
長々とお付き合いくださりありがとうございます。ヘルパー時間数を自分の希望通り支給してもらうということは、とても容易ではないかもしれません。自分の希望を伝えるということは、抵抗を感じる方もいるかもしれません。ですが、はっきりと自分の希望を伝え、ヘルパー時間数を支給してもらえなければ、あなたの理想の生活は実現できないでしょう。自分のことは極力自分でやりたい、という方はもちろんヘルパー時間数を最小限に抑えることもよいと思います。
おさらいとして、
- 自分はどんな生活をしたいか、付箋やノートに書き出す
- ヘルパー時間数の1週間のスケジュール表を作成
- ヘルパー時間数スケジュール表の時間割、ケア内容を明確にする
- 1か月のヘルパー時間数を計算する
- ヘルパー時間数を獲得の理想の相談員またはサポーターを見つける
- サポーターと一緒に行政窓口でヘルパー時間数の希望を伝える
- ヘルパー時間数の支給決定
- ヘルパー時間数を訪問介護事業者と契約
- ヘルパー時間数を使ったサービス開始
と、9項目ありかなり大変に思いますが、ひとつひとつ焦らずゆっくりやれば、あなたが理想の生活を手に入れることは確実に現実になります。このままの人生。あなたが望む人生。一歩踏み出すかどうかで、180度人生が変わります。なので、できることからでも一歩踏み出すことをお勧めします。私ができたのですから大丈夫。あなたもできるはずです。そしてやり方はすべて私があなたに提供してきました。時間は1/10で済むはずです。
なかなかひとりではできない。サポーターをなかなか見つけられない。ということもあるかと思いますが、そんな時はぜひ私たちを頼っていただけますと、精いっぱいサポートさせていただきます。こういった情報は、LINE@でも配信していますので、ぜひLINE@にお友達登録をよろしくお願いいたします!あなたの理想のヘルパー時間数が給付され、楽しい人生が遅れることを、心より願っております。
文責:株式会社LIFEクリエイト 山口和宏
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