
【完全版】ヘルパー時間数を増やす方法|身体障がい者が理想の生活を手に入れるための全手順と成功のコツ
その夢を実現するために不可欠なのが、十分なヘルパー時間数の給付を受けることです。
日々の食事、掃除、洗濯、入浴。そして、趣味や社会参加。これらをすべて一人で行うことは困難です。しかし、十分なヘルパー時間数があれば、あなたの理想とする生活は確実に手に入ります。
はじめまして。株式会社LIFEクリエイト代表の山口です。私自身、障がいを負ってから20年、さらに相談支援専門員として15年間、多くの当事者の方々を支援してきました。
この記事では、私の実体験と専門知識に基づき、あなたの希望通りのヘルパー時間数を獲得するための具体的な全手順を、初心者の方でもわかるように徹底解説します。
なぜヘルパー時間数が増えない?身体障がい者が直面する3つの壁
「希望を伝えても、なぜか時間数が増えない…」
そう感じている方は少なくありません。行政との交渉や手続きの過程で、主に以下の3つの壁に直面することが多いからです。
- 担当窓口に想いが伝わらない:口頭で漠然とした希望を伝えても、客観的な根拠がなければ理解してもらうのは困難です。
- 相談できる相手がいない:一人で抱え込み、誰にも相談できないため、そもそも行動を起こせないケースが多く見られます。
- 独自の行政ルールで支給決定が降りない:担当窓口が独自のルールを適用し、制度本来の目的が果たされないことがあります。
【ステップ1】ヘルパー時間数獲得までの全手順を理解しよう
十分なヘルパー時間数を獲得するには、正しい手順で進めることが重要です。まずは全体の流れを把握しましょう。
- 理想の生活を具体的に書き出す:どんな生活を送りたいかを具体的にイメージし、ノートや付箋に書き出します。
- 1週間のスケジュール表を作成:理想の生活を1週間のタイムスケジュールに落とし込みます。
- ケア内容と時間を明確にする:スケジュールごとに、ヘルパーに依頼したいケア内容と、その所要時間を細かく設定します。
- 月間総時間数を計算する:作成したスケジュールをもとに、1か月の合計時間数を算出します。
- 信頼できる相談員・サポーターを見つける:客観的な視点から、計画を一緒に練り上げてくれるサポーターを探します。
- サポーターと行政窓口で希望を伝える:作成した計画をもとに、担当者へ具体的に申請します。
- 支給決定、訪問介護事業者と契約:希望通りの時間数が支給されれば、訪問介護事業者と契約します。
- サービス開始:いよいよ、ヘルパーによるサポートがスタートします。
【ステップ2】必要時間数を正しく計算する3つのポイント
行政に説得力のある申請を行うには、あなたの生活に必要な時間数を客観的に算出することが不可欠です。以下の3つのポイントを押さえましょう。
- 日々の生活を時間軸で区切る:
- 起床、食事、入浴、排泄、就寝など、一日の生活を細かく時間で区切ります。
- それぞれの行動にどれくらいの時間がかかるか、正確に書き出しましょう。
- 生活の質を高める時間を加える:
- 食事の準備や買い物、掃除、洗濯はもちろん、通院やリハビリ、社会参加、趣味の時間なども含めます。
- これらは「当たり前の生活」を送る上で不可欠な要素です。
- 1か月間の総時間数を算出する:
- 1週間分の合計時間数を出し、それに4.5をかけて1か月の合計時間数を計算します。
- 例)1週間の合計が29時間の場合:29時間 × 4.5週 = 月130.5時間
【最重要】行政交渉を成功させるための3つの秘訣
時間数の計算ができたら、いよいよ行政との交渉です。この段階で、多くの当事者が挫折してしまいます。しかし、以下の3つの秘訣を押さえれば、成功率は格段に上がります。
- 具体的な根拠をもって説明する「ヘルパーが必要です」という感情的な訴えではなく、「このスケジュール表にあるように、食事には〇分、入浴には〇分、週に〇回必要です」と、具体的なデータと計画を示しましょう。
医師の診断書や、リハビリ専門職の意見書も有効な客観的根拠となります。
- 相談員・サポーターと協力し「チーム」として挑む一人で行政の担当者と対峙する必要はありません。相談支援専門員や同じ障がいを持つ先輩など、あなたの味方になってくれるサポーターを見つけましょう。
第三者の視点が入ることで、あなたの主張に客観性と説得力が増します。
- 感謝を忘れず、円滑なコミュニケーションを心がける行政の担当者も人間です。感謝の気持ちを伝え、互いに協力し合う姿勢を示すことで、関係性が円滑になり、スムーズな支給決定につながります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 病院から退院する際、時間数を申請するにはどうすればいいですか?
退院が決まったら、病院のソーシャルワーカーに相談してください。連携している相談支援事業所を紹介してもらい、入院中にサービス等利用計画の作成を進めるのが一般的です。退院後の生活を具体的にイメージし、必要なケアを書き出すことが大切です。
Q2. 家族が手伝っている場合でも、ヘルパー時間数を申請できますか?
はい、申請できます。ご家族が担っている介助の負担を軽減するため、必要な時間数を算出します。ご家族の状況(仕事、体調など)も考慮して計画を作成し、その必要性を行政に伝えましょう。
Q3. 支給決定が却下された場合はどうすればいいですか?
まずは、却下された理由を具体的に確認しましょう。その上で、計画書を見直し、不足している点や説得力に欠ける点を改善して再申請します。不服がある場合は、不服審査請求という手段もあります。この段階で、専門家である相談支援専門員に相談することが非常に重要です。
最後に:あなたの理想の人生を、諦めないでください
「大変そう」「挫折しそうだ」と感じるかもしれません。しかし、一つひとつステップを踏んでいけば、あなたの理想の生活は確実に現実のものとなります。
私ができたのですから、あなたにも必ずできます。
もし、一人で進めるのが難しい、信頼できるサポーターが見つからない、と感じたときは、ぜひ私たちを頼ってください。株式会社LIFEクリエイトは、あなたの理想の人生を全力で応援し、サポートいたします。
サービス等利用計画の作成やご相談も承っております。あなたの理想の生活、一緒に見つけませんか?
文責:株式会社LIFEクリエイト 山口和宏









